2024-01-14初版
Table of Contents
はじめに
X-Plane11(以下XP11)をプレイし始めて数年経った頃に、個人的なオススメ記事を書いたのですが、当記事初版日に至るまで多くの方に見て頂いております。ありがとうございます。
同時に、X-Plane12(以下XP12)関連の記事へのPVがそれを上回ってきたということもあり、満を持して(忘れてたとも言います)XP12版のオススメを書いてみようと思います。
XP11でもおなじみのものもあれば、12で初登場のものもあるプラグイン編。何気に機体アドオンよりも、プラグインの更新は、プレイヤー側のストレス軽減に大きく関わることもあります。逆に、アップデートによってイマイチになるということも。
そういう背景も含めて、XP11版の記事でやっていたスコア付けはなしにしました。ご理解頂ければ幸いです。
それでは本題にまいりましょう。
Better Pushback Mod X-Plane 11/12
XPプレイヤーにはおなじみ、Better PushbackのXP12正式対応版です。
感覚的な操作で簡単にプッシュバックのコースを設定できるプラグインで、筆者自身もXP11で何千回お世話になったことか。11版もそうでしたが、12正式版も動作が安定していて使いやすいプラグインです。
2023年12月までは、オリジナル版製作者であるKiselkovさんが12用にモディファイを加えた、いわば暫定版が公開されていましたが、robwellさんという方がさらに12に最適化したものです。Kiselkovさんにも許諾を取っており、コピーライトはオリジナルのままということです。
X-RAAS2: for Xp12 and FlightFactor A320 Full edition
2023年10月、待ちに待ったX-RAAS2の12正式対応版がリリースされました。滑走路の情報を各フェイズで伝えてくれるRAASをシミュレートしたものですね。
そして、こちらのプラグインの11版を製作されたのも、前述のKiselkovさんで、これまたXP12用Better Pushback同様、obutlerさんが許諾を得てXP12用に正式モディファイ版をリリースされたというものです。
こちらのプラグインに関しては、一部の機体アドオンでフェイズによっては反応しない現象を確認しています。筆者の環境では、CTDはないものの、熟成にはもう少し時間がかかるかなぁといった所感。放置されるかも知れませんけどw
FlyWithLua NG+ (Next Generation Plus) Edition for X-Plane 12
こちらのプラグインも、XPプレイヤーにはおなじみですね。LUAスクリプトで簡単に色んなところをいじれるというもので、そのスクリプトは数多く公開されています。筆者が導入しているスクリプトは以下のようなものになります。
A New “Landing Rate” Display
B2VolumeControl, improved Sound management
Simple Ground Service
ただ、個人的にはLUAスクリプト自体が古くなりつつありかつちょっと負荷がかかるので、何か代替でこういう手軽なスクリプトプラグインが出てくれないかなぁ、とも思っています。
AutoDGS: Automatic Marshaller or Safedock VDGS at every Global Airport
こういうのでいいんだよ。
失礼しました。こちらは、Gateway SceneryにVDGSあるいはマーシャラーを追加するプラグインとなります。こういうの待ってた!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
XPは、12になってGateway SceneryのJetwayは何もプラグインなしで動くようになりました。でも、VDGSはアドオンシーナリーでかつSAMを設定しているもののみが生成するという仕様でした。それも悪くないんですけどね。
このAutoDGSは、とにかく軽いです。
そして、Custom Sceneryフォルダ内にある更新したGateway Sceneryにも適用できます。具体的には、各Gateway Sceneryフォルダ内にある”Earth nav data”フォルダ内に”use_autodgs”という、拡張子なしの0バイトのファイルを作ることで動作します(テキストエディタで何も入力しないtxtファイルを作ったのち、拡張子も含めてリネームします)。
このシンプルさ。そうそう、これよ。
こういうのがいいんだよ。
WebFMC Pro
スマホやタブレットのブラウザから機体アドオンのFMCが操作できるプラグインです。
XP11をプレイしていた頃から愛用しているWebFMC Proも、XP12リリース後いち早く12対応版をリリースし、その後もアップデートをしてくれています。
厳密には、プレイしている同一LAN内のデバイスのブラウザであれば、ラップトップPCだろうがデスクトップPCであろうが動作するんですが、タッチパネル前提でプラグインが設計されているので、スマホやタブレットという表記にしました。
あくまで筆者の体感ですが、iPad Proなどの、インチ数の大きいタブレットが一番操作しやすいですので、それらをお持ちでない方にはそこまでおすすめ出来ないプラグインでもあります。
AviTab
こちらもXP11時代からほぼ必須ともいえるプラグインですね。
マップを表示したり、PDFが読めたり、NavigraphやChartFoxと連携してそれらのチャートやマップを参照できるプラグインです。
機体アドオンのなかには、このAviTab導入が必須というものも増えましたよね。そのくらい入れていて当然みたいな感じのプラグインとなっています。
が。
MSFSをプレイしたことのある方はご存知かと思いますが、あちらのNavigraphが参照できるビルトインウインドウは勝手が良いんですよ。だもんで、AviTabがあのくらいのUIになってくれるか、ああいうUIの新しいプラグインが出てくれないかなーと思ってます。
まとめ
というわけで、この記事ではX-Plane12用プラグインの個人的オススメを見ていきました。
XP11向けオススメ記事と同様、都度アップデートしていく予定(未定)ですので、季節が変わるごとくらいの間隔でチェックして頂けると幸いです。
話は逸れまして、筆者のTwitch配信をご覧頂いている方はご存知かと思いますが、不定期に配信の時間が取りにくくなる生活リズムが年に何回かやってくるので(初版を書いてるまさに今でございます)、こうやって自分のWebやってて良かったなぁ、と思います。困ったらWebを見てねキラーン。続きはWebでキラーンが出来ちゃう。
また、記事中でも触れております、XP11用プラグインの記事は以下のものでございます。
そして、X-Plane12に特化したTips、機体アドオンレビューも参考になれば幸いです。
なにはともあれ、当記事も過去の記事も参考になれば何よりでございます。
最終更新:2025-07-06
