【2017-12-18 初版】
【2021-09-17 一部修正】
当記事では、当サイトの2018年以降の更新ならびに運営指針を書いておきます。
2017年までほぼ変わらなかったこのサイトの方針ですが、管理者のRBRに対するモチベーション低下により、RBR関連のコンテンツ更新を停止します。当記事の公開後、主に以下の点が変わります。簡単にまとめますと、
- Classic Cupのページ、BBSの廃止および停止
- RBR Tipsの新規項目追加はなし。現行項目の掲載のみ
- RBR-Worldの情報削除
- WordPressのメンテナンスは継続して行う
- 当面の間サイトは継続して運営するが、場合によっては閉鎖時期が早まる
といったものです。詳しく下記で見ていきましょう。
Classic Cupの和訳ページを廃止、告知も行いません
Classic Cupの和訳ページを2017年12月23日(土)をもって閉鎖します。
ここ数シーズンは、Classic Cup(以下CC)のサイトを和訳して当サイトに特設ページを設けていましたが、2017シーズンをもって和訳ページは終了し、上記日付に削除します。また、ラウンドごとにTwitterで行ってきた開催告知も今後は行いません。
和訳ページに関しては、いちコンテンツとしての更新が負担になってきたのが主たる理由です。
それに、2017年にあったCC自体の理不尽ともとれるシーズン途中での「カップ廃止」というルール変更によって筆者のモチベーションはグンと下がってしまいました。正直な所、2016、2017シーズンはカップを目当てに走っていたのがあります。チームとして一度は頂いておきたかったところでしたが、主催者の方の意向でなくなることが決定し、それまで繋がっていた糸が切れたような感じで同時にRBRに対するモチベーションも下がりました。
ただ、これまでのように、ふと「あ、RBRやろう」とRBRTMへのエントリーが増える時期も来たり、CCにも再びレギュラーエントリーするかもしれません。RBRから何が何でも離れるということではなく、Webに関して今までより多めに距離は置くよ、という見方をしています。

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和訳ページをどうして削除するのかという理由ですが、自分の主催シリーズではないあくまでボランティアなページだからです。当初、当サイト内のEvent Archiveに移動することも考えましたが、CCはシーズンごとに車種やクラス、レギュレーションが細かく変わります。過去のものがあると、来訪者が混乱しかねないですので、2017年をもってCCの和訳ページは削除させていただくことにしました。
BBSの廃止
BBSを2017年12月23日(土)をもって閉鎖します。
これに関しては、かなり以前から考えていたことになります。すでにBBSページでは告知していたことなんですが、改めて。近年、質問件数も減ってきましたので、このあたりで思い切って閉鎖することにしました。ご質問頂いた方や、チェックして頂いた方、本当にありがとうございました。
以前、RBRに関するアンケートを実施した際に、SNSについての項目を設けました。その結果によると、ほぼ全ての皆さんがアカウントを持ってらっしゃるんです。ですので、こういったサイトでやらなくても、SNSで代用できる部分はあるし、2chスレッドもあるしということで、当サイトのBBSページは終わらせて頂こうと思います。
この先、仮に筆者がRBRに対してのモチベーションが上がってきた際にも、当サイトの管理最適化のため、BBSの復活はありません。

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尚、Classic Cup和訳ページとBBSの閉鎖は、サイトの設定により自動的に行われます。
RBR-World関連の情報削除
一時期プレイしたり情報を追いかけていたRBR-Worldですが、筆者の興味がなくなったのもあり、情報が古い当サイト内のページならびにYoutubeに公開している「RBR-Worldの導入方法」を削除させて頂きます。
検索エンジンでRBR-World関連のクエリでやってこられる方も多いのですが、筆者はこの先プレイしないであろうMODの一つですので、当サイト内のコンテンツを最適化します。
RBR Tipsは既存項目の掲載のみ、新規項目の追加はなし
こちらも既にページでは触れていましたが、改めて。
RBR Tipsページは、2017年12月現在で掲載している項目を全てとします。また、RBRの設定やプレイに関することで当記事公開日以降の既存項目の更新はなし、項目を新規に追加することもなくなります。
当サイトのRBR関連のページでは、PV数の最も多い当サイトのメインコンテンツでもあるRBR Tipsですが、この先、管理者のチェック頻度が著しく下がると思われます。
今までは、1ヶ月から2ヶ月に1度ほどリンク切れがあれば修正したり、情報の更新や追加を数ヶ月おきにしていましたが、その間隔が年単位になる見込みです。
更新頻度が下がることによって、古い情報をそのまま掲載していたり、リンク切れをチェックできないというデメリットが出てきますが、全くやらないわけではなく、修正するのがずっと後になるということです。
リンク切れというと、2010年以前のブログ記事のリンク切れはこの先もご容赦ください。修正し始めるとキリがないですし、ある程度古い記事には投稿の最初に案内が自動的に挿入されるようになっていますので。

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WordPress自体の更新は継続して行う
この先、当サイトでRBR関連のWebコンテンツの更新は無期限でストップしますが、サイト自体は継続して運営し、X-Planeシリーズや他のゲームのことはこの先もブログ記事として更新していくつもりです。
加えて、不定期にWordPress自体のセキュリティ対策の更新やプラグインの更新がありますので、そちらは滞りなくやっていきます。
まとめとあとがき

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RBRと以前より距離を取りたくなった。これがサイト更新についての指針においての決定の要因です。
RBRだけでなく、筆者のモチベーションがレースシムやレースゲームにあまり向いていないんですよね。勿論、プレイする機会はあるだろうけど、RBRのことに関してWebの更新は以後期待しないでね。閉鎖はしないと思うけどってスタンスになります。
ぶっちゃけ、ゲームのサイトですので、フェードアウトして放置というのもアリなのかも知れませんが、一定してリピーターの訪問者がいらっしゃるのもあり、管理者として意図を示しておきたいというのがありまして当記事を執筆しました。
記事も長くなりましたので、ここでもう一度おさらいしておきます。
というわけで、2018年以降の当サイトの更新方針については、以前に執筆した「RBR関連記事のアーカイブのこれからについて。」と当記事を併せたものが管理者の意図となります。
実は、この2016年初頭の記事の「当サイトの更新方針について」で、この決定を見据えたことを書いています。具体的には「筆者の本業ならびに環境や生活の変化等で、現在よりもRBR関連の情報が追いかけられない時もくる場合もあります。」と書いている部分。実はもうこの時点であまり情報を追いかけられなくなっていました。この時はあくまで時間的な意味合いだったんですが、いずれはこうなるだろうなぁ、と予感するものはありました。
アクセス解析で当サイトへのアクセスや訪問者の傾向をみていると、一時期、特に2015年から2016年に比べて明らかに訪問者が減っています。これだけ古いタイトルですので当然ではあります。
一方で、日本でも長くMODを製作されたり、プレイされたりとコンスタントに触れておられる方も少なくありません。プレイヤーの一人として、これからもそれぞれの方が無理のないペースで続けてくださると嬉しいです。
モチベーション低下以外にも、RBR Tipsなど当サイトに掲載していることで書き足りないと感じることがなくなってきたのも更新停止の理由です。これだけ書いておけば最低限プレイは出来るだろう、このあたりの情報があれば起動してRBRTMに参加できるだろう、と。これから大きく情報が変わるとすれば、Windows10以降の新しいWindowsが出てきた時くらいじゃないでしょうか。もっとも、その時に筆者のモチベーションがRBRに向いているかどうかは不明です。
2015年のNGP登場の際からしばらくは、NGP用にコンテンツを編集したり、NGP導入にあたって便利かと思われることを書き足したりしていました。それからある程度の時間が経ち、これでおおよそ足りない部分はないかな、とおぼろげに感じ始めたのが2017年の始めごろです。
当サイトはあくまで一個人のサイトで、Wikiではありません。RBRのMODの中でも興味の湧かないものについては書いていませんし、過去に書いていたものでも、興味のなくなったMODの情報などはサイトから削除したり、早くに更新をストップしています。更新頻度が下がってもそのスタンスは変わりません。

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そうそう。傾向として面白いのが、実は2017年末現在、RBRTM自体は全盛期の6-7割ほどくらいまでアクティブプレイヤー数が回復していることです。日本の方も新規の方が増えてきています。RBRTMに寄付される方もいらっしゃいますし、選手権の数が結構あります。これからもプレイされる方は長くプレイされるでしょう。
別ドメインでの筆者のブログの時期からみると、12年ほど管理してきたWebですが、不思議と負担になったということはないんです。それどころか「楽しかったなぁ」という感覚が勝っています。
特に、2005年に始めたRBRのプレイ日記にコメントを頂いたことから、初めてRBRnetを使ったオンラインの大会に参加させていただいたことは強く印象に残っています。筆者のRBRにおいてのオンラインの歴史は、その頃のコメントの数々から始まったコミュニケーションで幕が開いたと言っても過言ではありません。良い思い出がいっぱいです。
でも、ここ数年は、RBRに関する新しいことをフォローしたり、新規のプレイヤーの方と触れ合ったりしようとする気力はみるみる落ちていきました。残念ながら今のところ回復しないかなと思います。
筆者がゲームに割ける時間にしても、以前にも増して不定期になりました。いわゆるネットのゴールデンタイムではなく、ここ数年は朝方に一番時間が取れる生活スタイルに変化しまして。以前のように夜にみんなでゲームするという機会は今のところ取れる可能性のほうが少ないかな、と思います。
これまでも不定期にRBRをプレイしない時期はあったんですが、情報はフォローしていたんですよね。しかし、プレイする機会も減り、情報をフォローする気力もない状態っていうのは、恐らくこの先もしばらく続くでしょう。
ただ、多くの方のご尽力のおかげでこのサイト上に最適化できた情報が、この先もRBRをプレイする皆さんのお役に立てるのであれば、とても嬉しいです。
当サイト閉鎖の可能性
※重要なことを書いておきます。※
当サイトは有料ホスティングサービス上にあり、筆者がドメイン料を1年ごと、ホスティング料を3年ごとに支払い、契約更新をしています。
2017年からみて当面の間は運営するつもりです。ただ、当サイトを長く続けていくにあたり、皆さんにもサポートをお願いしたいんです。
サポートの方法は2つあります。1つ目は、以下ならびにサイドバーにあります、筆者Tetsuya Tanaka名義の音楽アルバムを各種定額制音楽サイトにて定期的にプレイしてください。それが筆者の収入の一部になりますし、このサイトの継続にも繋がります。また、iTunes StoreやAmazon MP3で購入してくださるのであれば、とても嬉しいです。
サポート方法2つ目は、Paypalでの寄付です。以下のリンクから「ちょっとコーヒー奢るよ」的な感じでご寄付頂けると嬉しいです。
paypal.me/tsute2
どちらのサポート方法も、一時的なものでなく、継続的にして頂けるならば、このサイトの存続期間がそれだけ延長することになります。逆に、全く上記のサポートがない、或いは、サイトアクセスに対してサポートが比例しない状態が数年続けば、それだけ当サイトの閉鎖時期は早まるということになります。どうぞご理解のほどよろしくお願いします。
サイト閉鎖の後のこと
当記事修正時点では考えていませんが、仮にこの先、tsute2.comドメイン内でやむなく当サイトの閉鎖の時期が来た際には、RBR Tipsページのみをいずれかの無料スペースにこのサイトのデータを置かせて頂くことになります。データの移行は当サイト管理者が行いますが、その後は管理致しません。
WordPressにある程度長けておられる方で、管理をしたい方がいらっしゃれば、Twitter等でコンタクト頂ければお譲りしますし、申し出がない場合に関しては移行後に放置するという流れに致します。移転先のスペースがサービスを終了した際は、当サイト管理者は責任を負いません。
要は、このtsute2.comドメインで運営している間は私、tsute2が管理し、移転せざるを得なくなった後は関知しないということです。
こういった類の項目を書くということは、少なからずいつかは閉鎖の可能性があり、管理者自身も少しずつその意志に向かっているということです。
ただし、例外があります。管理者が死亡した場合は、いかなる場合もこの game.tsute2.com にある tsute2’s game logs は閉鎖します。
2017年以降の動きを見て思うこと
当サイトだけでなく、RBRに関するWebで現在も稼働している所は以後も何らかの形で存続していくことと思います。
しかし、RBRが他のタイトルと違うのは、開発元および販売元は既に存在せず、そこにアクティブなRBRの情報がある、ファイルが公開してあるということは有志の誰かのおかげであり、明日以降も決して当たり前にあるものではないということです。10年先に、どこかの大型MODが終了する可能性もあります。
もっと言えば、有志しか存在していないタイトルです。
比較的最近…2016年から2017年以降にRBRを始めた、あるいはRBRTMなどのオンラインMODにエントリーされた方には馴染みがない話かとは思いますが、このタイトルは発売後間もなく開発元、販売元ともに宙ぶらりんになり、10数年有志が支えてきました。年月が経つにつれ、人が変わったり、新しい方(チーム)が新しいMODを作ったりしながら。
ただし、この先もこれまでと同じようにあるとは思わないでください。これを読んでくださっているその時点から5年、10年経てば、ほぼ誰もが生活スタイルの変化を経験します。それはRBRに関わる方も同じで、筆者自身も同様です。
今までを見ると、少なく見積もっても6割くらいの割合でRBR関連のMODがネット上から消去されたり、MOD製作者の方、情報サイトを管理していた方、選手権を主催されていた方が活動を停止してきました。
これは筆者の個人的な見立てで、何の根拠もないのですが…RBRの根が潰えていくとしたら、一番最初に大きく潰えていくのは日本からだと思っています。一番の理由は、RBR愛好者の方の保守的な姿勢があると思っています。
これはRBRだけでなく、レースシミュレーターやレースゲーム愛好者の皆様がとても保守的な傾向にあるということです。
誤解を招いていたら申し訳ないのですが、誰がというわけではなく、この15年ほどの全体の流れを見てそう感じるのです。
じゃあどうしたら今存在しているRBRの各サイトや、現在アクティブに活動されているMOD製作者が続けていけるのか。
このことを、それぞれの方が今までより少しだけ能動的に考えて頂けると、プレイヤーの一人として嬉しく思います。近い将来、「ちょっとプレイしてみようか」と思った際にきっちり使える情報が掲載されているサイトや、MODのどれかがネット上からちょっとでもなくならないようにするにはどうしたらいいか。その辺りも大事になるんじゃないかなと思っています。
誰もがほとんどみんな好きで作っている、そういう時期はとうに過ぎているRBRですので、現在好きでプレイしているあなたが少しでもどうやってサポートするかについても考え始めてください。
既に何年も前から、海外のRBR愛好者は、RBR自体をプログラムに盛り込んだRBRProやRBR-Huなどのトータルアドオンに昇華し、これからプレイされる方に全部入りのパッケージを配布しています。RBRProは、課金プランもあり、MOD開発者をサポートできる仕組みにもなっています。
しかし、悲しいかなそういったことを日本人のRBR愛好者やレースシム愛好者がサポートしているのは、ほんの一部の方のみ。ほとんどの方が否定的です。
こういったトピックについては、書こうかどうかずっと悩んでいました。
人によって考え方が違うし、大半の製作者やプレイヤーが「好きでやっていることだし、別にそれでいいじゃない」と思ってらっしゃるのは確かなんです。まあ、RBRに限らず、特に昔からレースシムをやっておられる方というのは、MODやサイトは好きな方が好きに作るもので、どうしてサポートしなきゃならないの?と思う方が多いでしょう。
ただ、今までこの10数年でどうしてMOD製作者や情報を発信してきた方が活動を休止したのかも考えてほしいんです。
– 好きじゃなくなったから
– 他に好きなタイトルが出来たから
– 環境が変わったから
– 他に没頭できる趣味が出来たから
色んな理由で表舞台から退かれた方はいらっしゃいます。ただ、本当にそれだけでしょうか。少なくとも、僕が好きでやっていた時期に国内外のMOD製作者から聞いた話は、それだけではないです。この追記を書いている2021年も終わりに差し掛かった今、tsute2の本音を言いましょう。
一部の人のアドオンやMODに対する「お客さん目線」が製作者を殺してきたと言っても過言ではありません。言ってる本人はアドオンやMODを作れもしないのに、すごい自分勝手なことをひどい言葉遣いでアドオンやMODに対して書くor言うといった輩がいます。何様のつもりよ?って思います。一昔前の匿名掲示板の流れなんてひどいもんです。追加のアドオンやMODは、湯水のように自然に湧いてくるものではないですよ?
それぞれのアドオンやMODは、あなたと同じ人間が膨大な時間を割いて資料を集め、それらをもとにPCソフトで3Dモデルやテクスチャーに落とし込んだものです。アドオンプログラムなら、ああでもないこうでもないと開発チームが手間と時間を割いてプログラムを書き、実装したものです。
よくもまあ、昔から好きに言うだけ言って平気な顔してプレイする輩がいたもんですね。ほんと信じられないです。
eSportsについて柔軟に考えてみよう
2020年現在、ラリーやレースを題材にしたレースシム、カーシムの種類は多岐にわたります。
長年RBRをメインにプレイしてきて、2011年あたりまでは今見たく種類も少なかったので、はっきり言って他のタイトルを実況配信上で批判したりけなしたりしてきました。でも、そこから10年経ってこれだけ選択肢が増えたのは、とても喜ばしいことだと感じますし、それぞれのタイトルに意味があると感じます。
中には「あのタイトルは冠が付いてeSportsに使われているから自由度が少ない」「あのタイトルは車の動きがリアルじゃない」と感じ、プレイされない方もいらっしゃるでしょう。それはそれでいいと思います。筆者もそうです。しかし、それらを批判するのは、筆者自身賛成できません。
eSportsっていうのは、与えられた素材の中でいかに素材たちを活かして美味しい料理を作るか、素材たちをいかに限界までポテンシャルを引き出して、決められたタイミングで記録を狙うというまさにスポーツなんです。レースシマーのなかにはこれを快く思っていない方もいらっしゃってそういった意見を散見することもあります。ただ、それはeSports自体の足を引っ張っていることだとも思います。
特に、2020年3月から4月から始まった新型コロナウイルスによる外出自粛を機に脚光を浴び始めたレースシムでのeSportsがどうやったら盛り上がって行けるのか。原理主義、懐古主義的な考えではなく、柔軟に考えてみるのも手じゃないですかね。
他の方や団体(グループ)のやり方への批判、他のタイトルへの批判は違う
ついでに、様々なタイトルで不定期にみられるプレイヤー同士のいざこざについても少し触れておきます。
はっきり言いましょう。人同士が集まるんだから、各々の考えが違って当然です。
この人はこのタイトルを盛り上げるために何もしないとか、この人はとにかく何かしら文句が多いとか、好きなものが共通している同士が集まってある程度時間が経つとそう思われる方もある程度いらっしゃるんじゃないですか?それは当然です。
好きだからこそ、それぞれ好きの方向が違うんですよ。愛情を向ける方向が違うといいますか。ある人は北を向いて、別の人は東を向いてみたいな。そして、愛情の量も違います。
同じものを好きな同士、同じ方向を向いていると錯覚しがちですが、よく見るとそれぞれ向いている方向は違います。同じように見えても微妙に方向がずれています。
それはそれぞれの個性なんです。個性があるから人間なのであって、違う方向を向いている人のやり方をそれは違うというのは、人の個性を否定することに繋がりかねませんし、僕は好きじゃないな。そういうの。
それに、人の個性や考えはそうそう簡単に変えられません。むしろ、あなたが変えるものではありません。各々のタイミングで変わる可能性もあるかもねー、くらいなもんです。
例えば、あるタイトルに集まる方々の中には「自分がこれだけの速さがあるから他の人もこのくらい走れて当然。遅い人は俺の(私の)邪魔しないで速くなる努力をすればいいのに」という方がいます。ある方は賛成、またある方は反対、そして、何とも思わないという方もいらっしゃるでしょう。
筆者はそういう考えもあるよね、と言って距離をとってます。はっきり言って僕とは合わないです。間違っても一緒に御飯とか食べたら、取っ組み合いの大喧嘩になるでしょうね。そもそもの考えが違うから。
でも、そういう方もいらっしゃって盛り上がっているのであればいいとも思います。先程も書きましたが、僕にはちょっと理解し難い考えなので離れてますけど、ただ、それを否定するのはその人(たち)を否定することになります。そこまで行くと違うじゃないですか。
心のソーシャルディスタンスとでも言いましょうか。このくらいでいいんです。人は変わりません。それをどうこうしようとする時間があれば、あなたはあなたの好きだと思えることをし続けることがいいんじゃないでしょうか。それこそ、あなたが向いている方向で。その方が精神衛生的にも良いし、それを見て「ああ、それいいね」と言ってくれる他の方が現れるんじゃないでしょうかね。
でもって、その方があなた自身に余裕が生まれるとも思います。
今だとそれぞれのゲームタイトルでDiscordに集まることが多いのもあって、あまり考えられないかも知れないですが、筆者が2005年から2007年くらいに参戦していたRBRやLFSの選手権のチャットなんて、全く関係ないことをだらだらとくっちゃべることが殆どでしたよ。それによって場が和んだし、各々の速さやレースに対するスタンスもバラバラだけど、ヨタ話でつながる関係もあるというか。はっきり言って今より相当ゆるかったです。僕にはそれが心地よかった。
たまに参戦したル・マンやニュルの24時間レースなんかも、ゆるゆるチャットです。お互いが好きな定食ベスト5!とか、好きな声優さんのその時の動向とか、学生時代にあった謎ルールとか。
それに、僕がオンラインの選手権に参加するきっかけになった先輩方も、皆さん物腰が柔らかくて「気が向いたらきてよー」的な、いい意味でゆるっとした方ばかりでとても話しかけやすかった方ばかりです。そういうコミュニティーやら人間関係は長く続きます。僕自身がその雰囲気にめっちゃ助けられましたしね。今もゲームを問わず好きなコミュニティーはそういうゆるっとした場所です。
逆に、がっちがちに固めようとするコミュニティーは、その時は良くても程なくして自然消滅します。これは14年ほど見てきた中でどのゲームも、どのコミュニティーにしても変わらない宇宙の法則ですね。
僕が不定期でやっているゲーム実況配信も、はっきり言って真面目にやる気はないんですよ。楽しんでプレイする。2009年から2011年頃に自分がRBR配信を始めた際、この一点があったからこそ、選手権を開けるくらい人が集まってくださったんじゃないかと思います。だからこそ、楽しめなくなった時には距離を取るんです。2020年現在だとフライトシムやらGTAオンラインなんかで。
だからね、おこがましいかも知れませんが、だからこそRBRが好きで好きでたまらない方、RBRだけを特別視するのはちょっと違う、と僕は思うのです。
特別視し過ぎると、いつかそれに自分が縛られちゃって楽しめなくなることもありますから。義務みたいになっちゃったら面白くないでしょ。
あとね、僕が一番キライなのは、買いもしてない、プレイもしてないのにむやみやたらと批難する輩です。特にレースシム界隈はそういう輩が多すぎる。たまに配信にもいらっしゃいますね。
このサイトに書いてることは、他の方に助けてもらったことの方が多い
こういうRBR関連の情報サイトをやってると、僕がRBRの広辞苑みたいに言ってくださる方がいらっしゃってそれはそれで有り難いんですが、他方、僕が調べた情報なんてたかだか知れてます。
殆どが自分がプレイしていた初期、RBRTMが盛り上がっていた2007年から2010年頃、そしてNGPが登場した2015年頃、同時期にプレイされていた方が「これ、こうなんじゃない?」と仰ってくださって試してビンゴだったことが殆どです。今はもう閉鎖された或いは更新の止まったブログ記事やサイトに書いてあったこともあります。
このように、昔から他の方に教えていただくことのほうが多いんですよ。僕、ラッキーなんです。周りの方に恵まれてます。
だから、この先RBRに興味を持たれる方に少しでも役に立てばと、そして自分が躓いたことをメモ代わりにまとめたかったというのもあって、RBR Tipsのページを作成したんです。ほぼほぼ他のプレイヤーさんのおかげです。
そして2020年4月、RBRProを知ったことをきっかけに、少しの間でしたが再びRBRをプレイしようと思えたのも、比較的最近始められた方々から頂いた情報のおかげでもあります。その方々が、上記にも書いてますように「各々の思う方法で発信し続けている」からです。
僕はその時その時を楽しんでいるだけのいちプレイヤーです。
とまあ、最後は最近感じていることで少々トピックアウトする部分もありましたが、口うるさいおっさんが何か書いてるなーくらいに思って読んでくださったなら幸いです。かつて自分がとても好きだったRBRが今後も少しでもいい環境、状況でプレイされるために、あえて書かせてもらいました。

GingerQuip / Pixabay
さて、改めまして、今まで当サイトに掲載するRBR関係の情報を教えてくださった皆さん、当方主催の選手権に参加してくださった皆さん、はたまた、今日初めてこちらにいらっしゃった方も、本当にありがとうございます。RBRを長く楽しんでプレイしてくださいね。
はじめまして。
ここ数年でRBRの存在を知り、プレイし始めた新参者です。
最初、バニラの状態でも起動できず途方に暮れていましたがこちらの過去の記事を参考にさせて頂き、お陰様で無事にプレイ出来ています。
今回の記事を読ませて頂きましたが、永らくRBRの情報をまとめて頂きありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
つテさんもまたこのコンテンツにおける有志のお一人です。
fdm919さん、初めまして。コメントありがとうございます。
このサイトがお役に立てたようで本当に嬉しいです。また、ねぎらいのお言葉まで頂きこちらこそ感謝です。
これから先もお互い楽しくプレイしていきましょう 🙂