【2015-12-15更新】[RBRTM]SSロード後あるいはSS終了後にRBRが落ちやすい場合の対処法

**この記事は投稿から1年以上が経過しています。最新情報とは異なる場合もございますのでその点ご注意願います。**

こちらの記事は、関連情報を随時更新していきます。情報を下さった皆様に感謝致します。

2015-02-17:初版
2015-12-15:最新版更新【各項を整理しました】

RBR Tournaments(RBRCZ,RBRTM)に参加されたことのある方なら、必ずと言っていいほど見舞われるのが、記事のタイトルのコレですよね。長いラリーを走ってあと数ステージだーって時にデスクトップに戻ると、やるせなさがプライスレスなわけで…w

実はこれ、これといった特定の原因はないんです。なので、これをすると落ちにくくなるかなぁ?くらいの対策を幾つか紹介します。

最初に確認すること

まずはRBRTMを入れる前、すなわちRBRをクリーンインストールして、

  • 1.02Patchをあてた状態でRBRが起動するか
  • デフォルトの車で、デフォルトSSを5つくらい落ちずにQuick Rallyモードで走れるかどうか
  • を確かめておいてください。真っ白デフォルトの状態での走行ということです。
    この状態で頻繁に落ちるのであれば、Windows側に原因があります。

  • 管理者権限で起動する
  • 互換モードを試してみる
  • 常駐ソフトを減らす
  • 等試してみてください。また、RBR Tipsのこのあたりも参考になれば幸いです。

    原因と思わしきもの

    RBRTMプラグイン使用中に強制終了する原因の多くは以下の3点の場合が多いです。

  • Pluginsフォルダ内に同LAN内あるいは外部にパケットを送信するdllが入っている場合
    (主にタブレット端末のHUDアプリです)
  • サウンドのビットレートミスマッチ
    (Windowsのサウンド設定で44Khzや48Khz、ビット数は16bitか24bitを推奨)
  • グラボ設定の垂直同期とFixUp PluginのV-Sync(垂直同期)設定をオフに
    (パーティクル等一部エフェクトがオフになりますが、だいぶ安定します)
  • 1つ目:
    主にタブレット端末等へRBRのメーター情報を送信するHUDアプリです。タブレットや携帯端末上でRBRのメーター情報が確認できるというもので、Android用のRBR Dashなど多岐にわたります。RBRではこれらのアプリを使用すると一気に落ちる確率が上がります。RBRTMはどちらかと言うとアドオントラックで落ちることが多いですが、HUDアプリはデフォルトトラックでもガンガン落ちまくります。しかも落ち方に特徴があって、SS読み込み途中(ゲージ真ん中くらい)で落ちることも多いです。使用されている方は、一度HUDアプリのDll(多くがPluginsフォルダにインストールするものです)や関連ファイルを削除してみて、落ちる頻度を確認されることをオススメします。ちなみに、RBR Gauger Pluginなんかもこれにあたりますが、前者に比べると比較的落ちにくい部類ではあります。ただ、有効にしていない(RBR Gauger Pluginを表示していない)状態に比べると落ちる頻度が上がるのは事実です。

    2つ目:
    ビットレートミスマッチは、RBRの永遠の敵とも言える仕様でw Quick RallyモードでデフォルトSSを走っていても、5~6SSに1回くらいなってしまうものです。ならない場合もあります。運ゲーですねw ステージのロード時、最初にテクスチャーとペースノート(dls)の読み込み後、サウンドファイルを読み込むのですが、サウンドファイルの読み込み処理に際してRBRは若干難があるのです。これは、サウンドカードのドライバのバージョンで改善する場合もありますので、SSを問わずステージ前の読み込み終わりで頻繁に落ちる場合、この辺を見直してみてもいいかもしれませんが、あまりドライバのバージョンを変えすぎるとドツボにハマる可能性もあるので、落ちる頻度が少ない方はこういうものか、と腹をくくるのも一つの手ですw とりわけRBRTMプラグインは、RBRの起動時間が長くなってしまうので、この仕様にハマる場合が多いです。ただ、この仕様はFixUp Pluginである程度解消されています

    3つ目:
    垂直同期関連はRBRクラッシュの原因の多くに挙げれれます。海外のフォーラムでも走行中に垂直同期は切っているという方も見受けられ、やはり有用な対策の一つかと思われます。あと、前項のビットレートミスマッチは、当対策をやっていると起きにくいです。筆者が実際にやっている設定を以下に書いておきます。なお、NGPとFixUp Pluginを入れたうえでの説明となります

  • グラボの設定でRichardBurnsRally.exeの垂直同期を無効に
  • RBRルートフォルダ→Plugins→FixUp.ini内の各値
  • [Settings]
    fullscreenWindow=1
    fixAspectRatio=1
    fixVSync=1
    vSyncActive=0
    headGasketDurability=1
    centerMenu=1

    (以下任意の値)
    尚、リプレイ鑑賞時は太字部分を1にしておかないと、パーティクル等のエフェクトが読み込まれないのでとても地味ですw

    その他の対策

    その他、原因と思わしきものと一部への対処法は以下の通りです。

    【2015-04-22追記】

  • 筆者の環境では、RBRdllを使用していると強制終了する回数が増えます。RichardBurnsRally.exeから起動して走ってみてください。
  • RichardBurnsRally.exeから起動して強制終了の頻度が高い方は、RBRdllを使用してトーナメントにエントリーすると落ちにくいという場合もあります。
  • RBRルートフォルダ内の.dmpファイルを消す(RBRが強制終了した際に排出されるファイルです)
  • 他のオンラインプラグイン(RBR-WorldやRSRBR)が入っていない状態にする(これらは別フォルダで運用しましょう)
  • アドオンコースをインストールし直す(特定のコースで何度も落ちることがあれば)
  • RBRTMプラグインをインストールし直す(アンチウイルスソフトに引っかかった場合、復元してもファイルサイズがオリジナルと違う場合があります)
  • トーナメントに出走する際は、ブラウザを閉じたり、常駐ソフトを減らしたり、なるべくRBRを立ち上げるのに最小限の状態でやってみる
  • ルートに”audio””Physics”フォルダがある場合は削除する
  • 別PCやHDDなどのバックアップからRBRフォルダを引っ張ってきて、RBRをディスクからインストールしていない場合、一度インストール手順を経た方が無難です。
  • G27やDFGT等のステアリングデバイス、他コントローラのボタン割り当て用のスタンドアローンアプリは落としておく
  • オンラインストレージ(Dropbox等)同期用の常駐ソフトを一時的に落としておく
  • あと、リプレイ再生時に落ちやすいという症状もありますが、これは案外どの環境でも起こりうる有難くない仕様かと思われます^^;(ビットレートミスマッチと関連があるかもしれません)

    Twitterでもたまにこういう事は書いてますが、まとめておいた方が後で見やすいので記事にしました。あと当サイトのRBR TipsRBR Tournament Wiki内のFAQなんかも参考になると思うのでご参照下さい(一部当記事にも引用しています)。

    それでも落ちる時は落ちる!?

    冒頭でも書きましたが、原因が各環境によって異なるというのもあって、落ちる時は落ちますw例えば、全く同じ環境で走っておられるリザルト夫婦のお二人。Lancia Deltaワンメイクラリーに出走された際、Yahiroさんは6SSとも問題なく走りきり、一方のAsamiさんはことごとく落ちまくるという世にも不思議ななんとやら。(そのお二方からも上記対策について情報を頂きました。有難うございます!)

    まあ、オンラインラリー中に落ちたその時は、遠慮無くトーナメントの詳細ページから“Request for tournament reset”で再出走をお願いしましょう!

    つテ(tsute2)

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