RBRのこれからについて。

【2016-02-24 記事初版】
【2016-11-04 一部リンク修正】
【2017-04-16 アンケート欄 追加】

最初に、当ページに来訪された方に管理者よりお願いです。現在、RBRに関するアンケートを実施中です。どれも5分ほどで答えられるものですので、ご協力をお願いいたします。

Richard Burns Rallyについてのアンケート
RBRを実際にプレイしたことのある方へのアンケート
当サイト(tsute2’s game logs)についてのアンケート





気付けば発売から12年が経とうとしているRichard Burns Rally(以下RBR)。2016年現在からみたRBRの今までのことと今後の展望的なものを書いてみたいと思います。尚、当記事ならびに当ブログはPC版について記述しています。

RBRの後継タイトルは出ないの?


まずないです。発売元も開発元ももう存在しないからです

2004年のRBRの発売後しばらくして、製作元にゴタゴタがあってチームは解散。その後、発売元も消滅という何とも悲運な運命をたどった経緯があるんです。2008年くらいまでは有名な話ではあったんですが、2010年以降にプレイされた方でこのエピソードを知っておられる方は限られるのかも知れません。それでも仕方がないくらい時間が流れていますので、そんなことがあった、くらいに認識して頂ければ幸いです。とりあえず同じ開発チーム、同じ販売元から後継タイトルはあり得ないってことです。

この先、似たようなコンセプトで懐の深いラリーシミュレーターは出るかも知れないです。2016年現在だとDirt Rallyは収録車種も多く、これからラリーシミュレーターに触れるという方にオススメ出来るいいタイトルだと思います。また、2016年現在、他にも数多くの新しいレースシミュレーターが出ており、RBRは他のタイトルと比べるとMOD導入にクセがあるのは否めません。

そんなタイトルにも関わらず、RBRはMODも充実して長くプレイされています。ここ数年の動きですと、Next Generation Physics(以下NGP)の登場は大きかったですね。とりわけアドオンカー製作者のみなさんの肩の荷が下りたような気がします。それまではPhysicsも自分たちで編集しなきゃならなかったのが、車さえ作ればNGP開発者であるWorkerBeeさんが大体やってくれますし。NGPはRSRBRやRBRTMといった各オンラインMODにも採用され、さらなる広がりをみせています(RBR-Worldは未確認)。その他にも、日本人の方を始め世界のRBR向けMOD製作者はコンスタントに活動されています。今ではインストーラー形式のトータルアドオン、プラグイン形式でのオンラインプラグインなど、多岐にわたる楽しみ方が出来るのは、皮肉にも制作会社がなくなった今だからこそなのかも知れません。

ちなみに当記事を書こうと思ったのは、”RBR(Richard Burns Rally) 後継”という検索クエリがRBR界隈では上位に来ていたからというのもあります。

今ってRBRは手に入るの?


2016年2月末現在、正規の販売ルートは確認していません。
前述のとおり販売元も消滅していますので、追加プレスが出来ません。以降入手するにはオークションかeBayなど個人or企業の中古販売に頼るしかないでしょう。

2015年3月くらいにイギリスのサイトで行われていたダウンロード販売も、昨年末に確認したところ打ち切られました(むしろそれまでよくやってくれてたなと…)。ですので、いよいよ正規に手に入れるのは困難となっています。これから購入を考えられる方はヤフオクやeBay、各種オンラインショップなどをご利用されることになると思いますが、その際はくれぐれもトラブルにご注意ください。

また、過去にCD-ROMやDVD-ROMで購入された方は、ISO化してバックアップを取っておくことをおすすめします。

この先Windowsでプレイできなくならない?


プレイできなくなる可能性の方が高いでしょう。今のところWindows10での動作確認はとれているので、すぐにというわけではありませんが。

愛好者の1人として、この先Windowsのバージョンが上がってもずっとプレイしたいというのは勿論ありますが、一方で、2004年発売ということはRBRが開発され始めた時期は少なくともその2-3年前。コーディングもグラフィック処理も2016年現在からみてとても古いものです。

もしかすると、未来のWindowsではDirectXという規格自体がなくなるかもしれません。仮にそうなると一気にアクティブプレイヤーは減るでしょう。幸いWindowsは互換性に優れたOSですので、何らかの形でプレイ出来るかも知れませんが、いつかは…というのが現実的な見方かと思われます。

MODってどこかのサイトにまとまってないの?


これは永遠の課題ですよね…既にRBRをお持ちの方からはよくそういった声を伺います。2010年頃までと記憶していますが、様々なレースシムのMODのポータルサイトとして「Blackhole Motorsports(以下BHMS)」があり、RBRのMODも殆どがそこで公開されていました。このサイトが閉鎖された際には大変な目に遭われたプレイヤーならびにMOD製作者の方もいらっしゃるでしょう。現在のようにSteamでのWorkshopなどがない時代のゲームですので、BHMS閉鎖後のMOD収集は困難を極めました。

【2016-09-29追記】
Blackhole Motorsports閉鎖については、Tommi-TAGさんという方が2011年のブログ記事に簡単な経緯を書いてらっしゃいます。(パスワード保護ありですが、日本の方なら分かるものです)同ページ内にはWeb Archivesへのリンクもありますので、興味のある方は来訪してみてください。一部ファイルはダウンロード可能です。
【2016-09-29追記ここまで】

2016年現在、オフラインで走ることを前提にされておられる方への解決法としては、一つ一つ探すor落としていくのではなく、RSRBRやRBR-World等のトータルアドオンのファイルを一通り落とすのがいいかと思われます(サイト上の登録が必要なものもありますが)。

この2つはアドオンカー、追加コース、サウンド関連等のファイルがほぼ全て含まれています。オンラインMODではありますが、エントリーするつもりのない方もRBRのMODファイルの集まりとしてダウンロードして損はないかと思われます。2009年以前に公開された車種も一部含まれています(公開当時のオリジナルファイルではない場合が多いですが)。ダウンロードしたファイルをバニラのRBRに少しずつ追加して構築するのもありだし、落としたものをそのままプレイするのも勿論あり。筆者は主にRBRTMにエントリーすることを前提にRBRを構築していますので、主にアドオンカーのサウンドファイルをちょこちょこ拝借しています。

とまあ、大まかな現在の状況とこれからの展望でした。前述しましたが、プレイヤーの一人としてもなるべく長く遊びたいものです。
また、当サイトのメインコンテンツであるRBR Tipsを始め、RBR関連の記事の現在と今後の展望も執筆しましたので、よろしければそちらもお読み頂ければ幸いです。

つテ(tsute2)

つテ(tsute2)

主にRichard Burns Rally関連の記事を書いています。2012年以降はオンラインプラグインのRBR Tournamentsの記事が中心となります。